“渡り”を忘れたハクチョウ
2013-06-08


霞ヶ浦の湖畔道路を散歩していると、ときどきハクチョウを見かけます。

ハクチョウは初冬に日本の各地に飛来して越冬するのが一般的なので、これまでは見かけてもあまり気にしないでいたのですが、この季節になっても飛去せずに霞ヶ浦の水面を泳いでいるのをみました。
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つがいの2羽が日向ぼっこをしていました。
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この春に生まれたと思われるひな鳥を率いて散歩していました。
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近づいて写真を撮りました。クチバシの根本にコブがあるのがわかりますよね。これは“コブハクチョウ”という種類の特徴だそうです。
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このように、渡りをしないで霞ヶ浦周辺に棲み着いているハクチョウが最近は増えてきているらしいです。そのハクチョウが蓮田に入り込んで田んぼの中に潜ってレンコンを食い荒らすので、農家の人は自衛策として、蓮田にネットを張ってハクチョウが入り込めないようにしています。
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レンコンを食い荒らすのは、ハクチョウだけでなく小ガモもだそうです。ですが、これらは保護鳥なので勝手に駆除するわけにはいかないことから、ネットを張る場合には市が補助金を出しているとのことです。

小ガモが霞ヶ浦の水面に潜って魚を捕って食べているのを見たことがありますが、蓮田の泥の中に潜ってレンコンを食べるとは驚きです。

ちなみに、ハクチョウや小ガモがレンコンを食い荒らすのは夜間なのだそうです。だから、散歩の途中でそのような光景を見ることがないのですね。


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