散歩時の音楽再生用としてもスマホを使い始めたのですが、音楽を再生すると意外にバッテリー消費が大きくなる印象が残りました。そこで、音楽再生の有無やブルートゥース通信の有無も含め、散歩のときに音楽再生にスマホを使うとどの程度のバッテリー消費になるのか検証してみました。
バッテリー消費を調べるときの組み合わせ条件は以下の4通りです。
@ スマホで音楽再生あり、ブルートゥースを介してワイヤレスイヤホンを使用
A スマホで音楽再生あり、有線式イヤホンを使用(ブルートゥースON状態)
B スマホで音楽再生あり、有線式イヤホンを使用(ブルートゥースOFF状態)
C スマホで音楽再生なし(ブルートゥースOFF状態)
調査結果は次のようになりました。なお、1回の測定は2時間半程度であり、数値にはバラツキが生じますので、結果は数回の測定で得られた範囲で表しています。また、数値の%とはスマホのバッテリー残量表示(%)に基づいたものです。
@の条件: 1時間あたりのバッテリー消費量=5.0〜5.8 %
Aの条件: 1時間あたりのバッテリー消費量=2.1〜2.7 %
Bの条件: 1時間あたりのバッテリー消費量=2.1〜2.5 %
Cの条件: 1時間あたりのバッテリー消費量=2.0 %程度
ただし上記の数値には、音楽再生に関係ないスマホ本体のバッテリー消費も含まれていることに注意が必要です。
今回の検証結果を要約すると以下のようになります。
● スマホで音楽再生してもバッテリー消費への影響は小さい
● スマホのブルートゥース機能をONにしても、実際に通信しなければバッテリー消費への
影響は小さい
● ブルートゥース通信を介してワイヤレスイヤホンで音楽を聴くと、ブルートゥースを
使わない場合の倍程度にバッテリー消費が増加する
私の散歩時間は最長でも3時間程度なので、ブルートゥースを介してワイヤレスイヤホンで音楽を聴くという条件であっても、バッテリー消費は最大で18%程度と考えられます。なので、フル充電状態で散歩に出かければ、たとえ途中でカメラや電話にスマホを使ったとしても、バッテリー残量が少なくなって困るようなことはなさそうです。
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