フィットで気付いたこと (その12)
2022-05-13


我が家の買い物グルマ“フィットe:HEV”で気付いたことを紹介するシリーズの第12弾です。

フィットにはバーメーター方式の燃料計が備えられています。10個のセグメントで表示されるバーメーターなのですが、このバーメーターの減り方と走行距離の関係について調べましたので、今回のブログで紹介したいと思います。
 
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フィットは買い物車として使っており、長距離ドライブはほとんどしないので、燃費が大きく変動することはありません。従って、走行距離に対するメーター表示(セグメントの数)の関係を調べることにより、メーター表示の正確さがある程度把握できると思われます。

そこで、燃料を満タンにしてからバーメーター表示が変化するたびに走行距離を記録することにしました。記録した結果をグラフにすると次のようになります。なお、このグラフにおいて走行距離がゼロというのは給油直後を意味します。
 
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100%の点を除けば、走行距離に対するメーター表示の変化はほぼ直線的になっているのが分かります。これより、メーター表示が一つ減る走行距離を求めるとおよそ75kmということになります。

ちなみに、メーター表示100%(正確には図に示した100%のレベル)の意味を燃料消費量の累積値(詳しくはこちら[LINK])を用いて推定したところ、約35Lという値が得られました。つまり、メーター表示が100%から0%まで変化したときの燃料消費量は35Lと解釈できます。

また取扱説明書によれば、燃料残量警告灯が点灯するのは残量が約5Lになったときとなっていますので、燃料タンク容量の公称値40Lとあわせて考えれば、メーター表示0%の意味は燃料残量警告灯が点灯するときと解釈できます。

さらに図中には参考のため、直線上に並んだ点を対象にして直線近似したラインを表示しました。この直線のy切片を求めることにより、満タン時の燃料残量を推測できると考えられます。y切片は約115%となるのですが、今回の給油の際には給油口ギリギリまで入れましたので、タンクから給油口までのパイプの分が15%なのであろうと推測されます。上述の検討により100%≒35Lということが分かったので、単純計算すると15%分の燃料は約5Lということになります。つまり、燃料を給油口ギリギリまで入れた場合には、燃料残量警告灯が点灯するまで35L+5L=40Lが利用できると解釈できます。

以上の検討で分かったことを図にまとめると次のようになります。

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