フィットで気付いたこと (その15)
2022-07-27


我が家の買い物グルマ“フィットe:HEV”で気付いたことを紹介するシリーズの第15弾です。

今回も“航続可能距離”の観察結果について紹介したいと思います。ガソリンを給油してから次に給油するまでの航続可能距離の変化を調べ、実際の走行距離(実走行距離)に対する航続可能距離をグラフにしたところ、次のようになりました。
 
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グラフには、3月29日に給油してからの推移(グラフ中の指示値0329〜)、5月16日からの推移(グラフ中の指示値0516〜)、7月2日からの推移(グラフ中の指示値0702〜)をプロットしました。

いずれのケースにも共通している特徴として、
 @給油直後の航続可能距離は800kmをちょっと超えた値を示すこと、
 A実走行距離が150km前後に一旦大きく変化すること
が挙げられます。

@については、給油直後に必ずしも同じ値が表示されるわけではないのですが、給油の仕方にかかわらずほぼ似たような数値から始まるようです。残念ながら「どのような計算で給油直後の航続可能距離を求めるか」については未だに正確には解明できていません。

Aについては、燃料計の指示が変化し始めるタイミングと同期しているようであり、このタイミングで燃料残量の補正が行われるため大きく変化しているのではないかと考えられます。つまり、給油の仕方による燃料残量が異なっていても、燃料計の指示が100%から変化し始めるときには燃料残量がある一定の値になることから、このタイミングで補正がなされているのだろうと推測されます。

それにしても、実走行距離が150kmまでの変化が単純ではなく、給油直後には急激に航続可能距離が減少する理由もナゾのままです。

A以降については、そのときそのときの燃費の影響で多少の違いが生じていますが、概ね同様な傾向を示しています。 

それにしても、多くのユーザーがあまり信用できないとの印象をもっている“航続可能距離”ですが、データを蓄積することによりいろいろ興味深いことが発見できますね。

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