電力消費のモニター機器を製作してから毎日データの蓄積を行ってきました(詳しくは
こちら[LINK])。
すでに2年以上のデータ蓄積ができましたので、今回のブログでは2021年と2022年の電力消費の推移を比較してみたいと思います。
次の図は毎日の電力消費量を単純にプロットした結果です。
2021年と2022年では何となく違いが出ているようにも見えますが、あまりはっきりとした違いは見出せないように思えます。
そこで、素データを7日間の移動平均処理をした結果をプロットしてみると、こんな感じになります。
両者の違いがより明確になったと思われます。2022年の2月〜4月は石油ストーブの使用を極力抑え、エアコン中心の暖房にしたので、その結果がはっきりと表れています。また、2022年の6月には梅雨明けの暑さが続いたので冷房を多用した結果が表れています。さらに2022年11月からは電力不足に備えて節電要請が出されていることから、暖房は石油ストーブを中心に切り替えたので、その結果がはっきりと表れています。
一方、5月前後および10月前後の季節にはエアコンを使わないので、両者ともほぼ同様な水準になっているのが分かります。エアコンを使用すると電力消費に及ぼす影響がけっこう大きいことが分かりますね。
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